フレデリックコンスタントの2大黒歴史
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フレデリックコンスタントの2大黒歴史

シチズングループのスイスブランドフレデリックコンスタント。
手軽に買えるラグジュアリーをスローガンにそこそこ人気のあるブランドですね。
そんなフレコンの黒歴史と呼ばれるのがこの2本
なんかバセロンのパクリみたいなデザインのオロロジカルスマートウォッチとクラシックハイブリッドマニュファクチュール

フレデリックコンスタントは実はアナログ式スマートウォッチを最初に出したブランドでオロロジカルスマートウォッチは最初のモデル
で、こいつは2代目にあたる。
クラシックハイブリッドもそうだがフレデリックコンスタントのスマートウォッチシリーズの特徴としてあくまで普通のアナログ腕時計にしか見えないところがある。
なのであまり派手な機能を搭載できずオロロジカルは今では標準装備と言える心拍数計測ができない。
また通知機能なども主流のLINEに対応しないなど機能面が実に中途半端w
これでスイスブランドらしくボッタクリ価格の約15万
もちろん全然売れず
いくらアナログ式スマートウォッチの元祖とはいえ高いは機能性が低いわでは売れるわけがないw

オロロジカルスマートウォッチの失敗で大人しく普通の時計を作るのかと思ったらまたしてもへんてこなアナログ式スマートウォッチを投入

フレコンの代表作クラシックをベースにスマートウォッチ機能をプラスしたクラシックハイブリッドが登場
文字盤とメカニカルムーブメントの間にスマートウォッチ機能を司る電子ユニットをサンドイッチした文字通りのハイブリッドムーブメントを開発
ところがスマートウォッチ機能が健康に関するものしかなく肝心の通知機能がない。
今どき通知機能がないスマートウォッチになんの価値があるのか?
専用充電器はワインディングマシーンの形をしており機械式ムーブメントを巻き上げつつ電子ユニットを充電するものでやたら馬鹿でかく邪魔w
自分が持っているのは世界888本限定版だがぶっちゃけ余りまくったらしい
ちなみに限定じゃないスタンダードモデルが45万円
限定版が50万円
こんなの誰が買うの?w(自分が買ったがw)
これを購入した海外の少数の奇特な方々は口を揃えてサンドイッチされた電子ユニットがついていなければ良い腕時計とそれただのクラシックマニュファクチュールじゃねーかとツッコミを入れたくなるような身も蓋もない事をおっしゃていらっしゃるw
前述した専用充電器の充電部分があまりに脆くすぐにぶっ壊れるのも特徴でおそらく今これを所有してる人はただの機械式腕時計として使っていると思われるw
ちなみにこれがシチズンの社員向けの社販で大量に出品された際(つまり全く売れなかった)シチズンが公式で充電せず機械式腕時計として使ってくださいとアナウンスするという前代未聞の出来事があった
ちなみにその時の売値が46000円
それでも売れ残ったらしい
アナログ式スマートウォッチの大家はどれ一つ成功することなくスマートウォッチ市場から撤退
黒歴史として名を刻むことになる。

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投稿者

ゲームグラフィックTV
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東京都

コメント

  1. セイコーマニア セイコーマニア

    おはようございます。
    勉強になります。歴史が知れました。
    ありがとうございます

  2. GMT-Master10 GMT-Master10

    黒歴史な時計ほど、今の価値があがるイメージです(笑)ある意味レア物ですね!

  3. @セイコーマニア
    これからもマニアックな歴史を紹介していきます^⁠_⁠^

    @GMT-Master10
    日本で未だに使っている人を見たことないですw

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