
ロイヤルオリエントウルトラシン
前に紹介したデラックスのアッパーバージョンシチズンスーパーデラックス
クラウンのアッパーバージョンと言うかグランドセイコーのダウングレードのセイコークラウンスペシャルに続くアッパーバージョン第3弾
ロイヤルオリエントウルトラシン
オリエントのフラッグシップだったロイヤルオリエントの石数を23石に増やしクロノメーター検定優秀級(日差−1秒〜-+10秒)相当の調整を施した当時(1950年代後半から60年代初頭)の最高級機
ウルトラシンは超薄いって意味なんだが実はノーマルロイヤルオリエントと厚みは変わらずw
シチズンスーパーデラックス同様直接的なライバルはセイコーロードマーベル。
しかしすぐにセイコーグランドセイコーが出てしまい対抗するためにグランプリオリエント25石にモデルチェンジするので実は短命なモデル。
他社のアッパーバージョンが既存モデルとは独立したいかにもパワーアップバージョンですという形で発売されたのにロイヤルオリエントウルトラシンはあくまでロイヤルオリエントのバリエーションとして発売されたのが特徴。
そのためめちゃくちゃ地味で他社に比べると評価は定まってない。
まあオリエントらしいといえばオリエントらしいw
見た目ただのロイヤルオリエントなんでドヤ顔で自慢できるモデルではないがこれまた良い時計
セイコーロードマーベル対抗機はシチズンスーパーデラックス、ロイヤルオリエントウルトラシン、対抗機か微妙だがスペックがもろかぶりのクラウンスペシャルと傑作機揃い。
グランドセイコーがすごすぎてマニアからはあまり重宝がられないクラスだけど実は性能は肩を並べると言う事を頭に入れておくと欲しくなる魅力的な時計です。
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