歴史的傑作機セイコーマーベル
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歴史的傑作機セイコーマーベル

日本がスイスの水準に追いついた最初の国産腕時計。
とはいえまだスイスのクロノメーター検定を突破できるだけの精度は確保できていなかったがようやくスイス勢の真後ろにたどり着いた記念碑的存在である。
シチズンもオリエントもまだ世界レベルの腕時計開発に躍起になっていた頃のモデルなので日本国内に於いてはぶっちぎりでハイスペックなモデルであり設計思想などもかなり先進的であった。
凄い中途半端な立ち位置になってしまったセイコースーパーの設計をベースとしながらもほぼ新規設計に近いムーブメントはちょっと頑張ればクロノメーター検定に合格できる可能性がある高いポテンシャルを隠し持ち実際このマーベルねムーブメントを元に作られた後継機クラウンは余裕でクロノメーター検定を合格できる精度を誇ることになる。
セイコーはマーベル発売の約10年後にスイス天文台クロノメーターに挑戦。
上位を独占し、日本製腕時計のあまりの高性能を恐れたスイスは天文台クロノメーター検定を止めてしまう。
この時のムーブメントはおそらくグランドセイコー系のものだがその源流にいたのはセイコーマーベルである。
もし腕時計の歴史と言う教科書があれば間違いなく掲載される歴史的傑作機がセイコーマーベルである。

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投稿者

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東京都

コメント

  1. 伊藤1220 伊藤1220

    まさに日本時計の夜明けを象徴する1本ですね。マーベルがなければクラウンもグランドセイコーも存在しなかったと思うと、その歴史的意義の大きさに震えます

  2. ねずみ ねずみ

    マーベルて、名前がいいですね!

  3. @伊藤1220
    これがなかったら日本の腕時計産業の発展もかなり遅れたのではないか?と言われるレベルの存在ですもんね^⁠_⁠^

    @ねずみ
    どういう意味なのか気になりますね^⁠_⁠^

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